トランシーバー マニュアル(LS・監視員共通)

 

■ 通話の基本
 
 1 通話の開始は、送信ボタンを押してから約1秒程度間を開けてから始めること。(通話の頭切れに注意する)

 2 呼び出しは、「自局位置」「自局名」「呼び出し局名」の順とする。

 3 通話内容は、簡単で良いが必ず復唱する。(例:○○の件了解!)

 4 原則、通話の終了は呼び出した側により終了する。

 5 他者の通話中は、割り込まない。また、かぶらないように注意する。

(ただし、迷子捜索など緊急の場合は通話の合間に「緊急」を告げて割り込む。)

 6 通話は、緊急事態の発生に備えて、極力簡単明瞭とし、適時送信ボタンを離して通話の間隔を空けること。

 7 口はマイクから約20cm離して、普通の声で通話する。(音割れ防止!)

 8 風向きに注意して、マイクに風が入らないよう注意する。(顔を風上に!)

 

■ 取り決め事項

 1 溺者を発見またはレスキューに向かう場合は、必ず「レスキュー」を3連呼する。

 2 迷子捜索などレスキュー以外の緊急の場合は、「緊急」を告げて割りこむ。

  ※ 他のLS、監視員は「緊急」が入れば、緊急通話を優先させる。

 3 LS及び監視員は、ガード交替の際、交替した者が本部に交替完了報告をする。

 4 レスキューに向かうLSの周囲のタワー(監視員)及び周囲のLSは、必ず周囲に状況を報告する。

 5 緊急の場合または交替完了報告など短い内容の場合は、呼び出し局の後、応答を待たずに通話を開始しても良い。

  ※ 例1:「○○から東本部、○○前でケンカをしている。警察官要請願う」

    例2:「○○から東本部、○○タワー交替完了しました」

 

■ 通話例

 1 通常の呼び出し方、答え方

  ○ LS:「ヨットハーバー前花山から東本部」

    本部:「本部です(花山)どうぞ」

    LS:「○○前で飛び込みをしている、注意放送願います」

    本部:「注意放送の件、了解した」

    LS:「了解、以上花山」⇒ 原則呼び出した側が通話を終了する

 2 緊急時の呼び出し方

  ○ LS:「レスキュー、レスキュー、レスキュー(3連呼)、花山ヨットハーバー前向かいます」

    本部:「本部から東LS各局へ、ヨットハーバー前でレスキュー発生、○○は救助に向かえ」

※ 本部判断で、周囲のLSを補助に向かわせる。

    監視員:「○○タワーから本部、花山チューブでレスキュー中、溺者は○名です」

  3  × LS:「本部です ○○さん取れますか?」  ○ LS:「本部です ○○さんどうぞ」 ・取れますか?と言う言葉は使わない